「フライトナイト」
この映画は私が劇場で初めて観たホラー映画。
これがきっかけで本格的に「ホラー映画」に興味を持ったと思う。
内容は主人公の隣の家に吸血鬼が越してきた事から、かってヴァンパイアハンターを演じたホラーTV番組のホスト役の男に本当に吸血鬼退治を依頼し…という感じのストーリー。
今観るとコメディ要素の強いセクシーホラーという印象なのだが、小学生当時、これはかなり怖い映画に感じた。
何より上映前に買ってもらったパンフレット内見開きドアップで写っている女ヴァンパイアの写真が怖すぎて、クライマックスでいつこのシーンが出てきてしまうのかチラチラ目を手でふさいで観ていたほど。
また吸血鬼がコウモリや狼に変身したり、グロテスク系のヴィジュアルシーンも多く、(ヴァンパイアの描写としては棺桶を開けられたヴァンパイアが足を支柱に直角に起き上がるシーンなんかも凄くイイ!)ホラーらしいホラー映画としても好きな作品。
最近のヴァンパイア系ホラーはお洒落な感じにいき過ぎて、こういう変身やグロテスクシーンもないし、多少物足りない感があるが、ホラー映画としてのヴァンパイアは私的にはこのフライトナイトのようであってほしい☆
「フライトナイト」
FRIGHT NIGHT
1985年 アメリカ/107分
監督: トム・ホランド
製作: ハーブ・ジャッフェ
脚本: トム・ホランド
撮影: ジャン・キーサー
特撮: リチャード・エドランド
音楽: ブラッド・フィーデル
出演: クリス・サランドン
ウィリアム・ラグズデール
ロディ・マクドウォール
アマンダ・ビアース
画家・近藤宗臣が描く映画テーマのオマージュアート作品の紹介と、独断と偏見で書く映画の感想ブログ☆ 不定期更新。 ★当ブログ掲載作品は一部を除き販売中です(2.000円~5.000円)通販可(送料500円)ご購入希望の方はお問合せ下さい。 ★当ブログ掲載のような映画オマージュ作品をお客様の好きな映画でお描きします☆(ポストカードサイズ/◆カラー5.000円/◆白黒3.500円/額付)通販も可(送料500円)お気軽にご依頼下さい。 ★作品販売および依頼について詳しくはsawsin@world.odn.ne.jpまでお問合せ下さい。
2014年10月15日水曜日
2014年10月8日水曜日
羊たちの沈黙
「羊たちの沈黙」
トマス・ハリスの原作を元にしたサイコスリラー映画。
内容は女性連続皮剥ぎ殺人事件の捜査に行き詰ったFBIは捜査のヒントを得る為、訓練生クラリスを獄中にいる元精神科医で連続殺人鬼であるレクター博士に面会させるが…という感じのストーリー。
この映画での注目は断然、物語の展開にとって重要な鍵を握る“ハンニバル・レクター博士”である。
この映画が登場するまでのホラー、サスペンス系の映画でも多くの殺人鬼が登場してきたが、このレクター博士はそういう殺人鬼キャラクターにおける1つの新たなスタイルを表わしたという意味でも大きい存在。
殺人鬼でありながらまるでミス・マープルのようにその場(レクターの場合獄中)にいながら情報だけで事件を推理する超頭脳的なキャラクター性と、逆に人を襲う時は(というか喰うのが凄い!)野獣のような残虐性を見せたり、この特異なキャラクター性は観ていてかなりの衝撃だった。
これは悪役としても当時1ジャンルを築く新しい形を作り上げたと思う。
劇中登場するもう1人の殺人鬼バッファロービルの描き方にしてもゲインやバンディなど実在の殺人鬼の行為をキャラクターの元にしたリアリティが恐怖描写に説得力を持ってるし、レクターに翻弄される美しき訓練生クラリスの姿、映像なりのサスペンスの盛り上げ方のうまさ、その映像イメージにピッタリなハワード・ショアの70年代後半B級サスペンスっぽいイメージの音楽など好きな部分もいっぱいな映画で、「サイコスリラー」というジャンルでは私的には未だこの映画を超える作品は出ていないと思える最高傑作である。
「羊たちの沈黙」
THE SILENCE OF THE LAMBS
1990年 アメリカ/118分
監督: ジョナサン・デミ
製作: エドワード・サクソン
ケネス・ウット
ロン・ボズマン
製作総指揮: ゲイリー・ゲッツマン
原作: トマス・ハリス
脚本: テッド・タリー
撮影: タク・フジモト
音楽: ハワード・ショア
出演: ジョディ・フォスター
アンソニー・ホプキンス
スコット・グレン
テッド・レヴィン
トマス・ハリスの原作を元にしたサイコスリラー映画。
内容は女性連続皮剥ぎ殺人事件の捜査に行き詰ったFBIは捜査のヒントを得る為、訓練生クラリスを獄中にいる元精神科医で連続殺人鬼であるレクター博士に面会させるが…という感じのストーリー。
この映画での注目は断然、物語の展開にとって重要な鍵を握る“ハンニバル・レクター博士”である。
この映画が登場するまでのホラー、サスペンス系の映画でも多くの殺人鬼が登場してきたが、このレクター博士はそういう殺人鬼キャラクターにおける1つの新たなスタイルを表わしたという意味でも大きい存在。
殺人鬼でありながらまるでミス・マープルのようにその場(レクターの場合獄中)にいながら情報だけで事件を推理する超頭脳的なキャラクター性と、逆に人を襲う時は(というか喰うのが凄い!)野獣のような残虐性を見せたり、この特異なキャラクター性は観ていてかなりの衝撃だった。
これは悪役としても当時1ジャンルを築く新しい形を作り上げたと思う。
劇中登場するもう1人の殺人鬼バッファロービルの描き方にしてもゲインやバンディなど実在の殺人鬼の行為をキャラクターの元にしたリアリティが恐怖描写に説得力を持ってるし、レクターに翻弄される美しき訓練生クラリスの姿、映像なりのサスペンスの盛り上げ方のうまさ、その映像イメージにピッタリなハワード・ショアの70年代後半B級サスペンスっぽいイメージの音楽など好きな部分もいっぱいな映画で、「サイコスリラー」というジャンルでは私的には未だこの映画を超える作品は出ていないと思える最高傑作である。
「羊たちの沈黙」
THE SILENCE OF THE LAMBS
1990年 アメリカ/118分
監督: ジョナサン・デミ
製作: エドワード・サクソン
ケネス・ウット
ロン・ボズマン
製作総指揮: ゲイリー・ゲッツマン
原作: トマス・ハリス
脚本: テッド・タリー
撮影: タク・フジモト
音楽: ハワード・ショア
出演: ジョディ・フォスター
アンソニー・ホプキンス
スコット・グレン
テッド・レヴィン
2014年10月1日水曜日
ハイランダー 悪魔の戦士
「ハイランダー 悪魔の戦士」
1986年当時小学生の頃、家族で映画に行く事になり、この映画か「ポルターガイスト2」のどっちを行くかというので当時ホラーにハマっていた上、「エイリアン2」を観て元々のエイリアンのデザインをしたH.R.ギーガーにも夢中だったので迷わず「ポルターガイスト2」を行ったのだが、その後レンタルビデオで初めて観て「こっちの方が面白かったのでは…」という思い出のある映画。
内容は首を斬り落とさない限り死なない不死の連中が最後の1人になった時に得られるという未知の秘宝を求め太古から戦い続けているという設定のもと、中世での主人公コナーと師匠ラミレスとの交流、そして数々の時代を経て強敵クルガンとの最後の決戦が現代で行われる…という感じ。
この映画での私的な注目は何といってもクランシー・ブラウンが演じた悪役“ヴィクター・クルガン”である。
中世シーンでは何だかわからないが凶暴そうな動物の骨を使った鎧を身に付け圧倒的な強さを展開するし、現代では何と、いかにもというか鋲付皮ジャンにスキンヘッド、昔斬られそうになった首の傷にはピンでつなぐというまさに「へヴィメタル」なファッションで登場するし、キャラクターとしても豪腕で残忍という悪役らしい悪役といったわかりやすさが心地良い。
さらに劇中歌を世界的ロックバンド「クィーン」が歌っているのだが、オープニングの「Princes of The Universe」の格好良さもさる事ながら、この悪役クルガンのテーマ曲として作られた「Gimme The Prize」がとてもイイ☆
本来メタルではないクィーンがメタルをやった場合どうなるかという感じなのだが、メタルの音が持つ独特な特徴など押さえるべきサウンドの作りをみんな押さえた感じにフレディ・マーキュリーのハイトーンスクリーミングはまさにピッタリで本当にこれは名曲だと思う。
映画的にはラッセル・マルケイ監督ならではの映像センスなど多少ヴィジュアルに偏る感じもありながらも、洋画ながら刀を使ったアクションシーンの見所や前述のように悪役好きやメタル好きなら気に入って貰える作品としてオススメしたい。
「ハイランダー 悪魔の戦士」
HIGHLANDER
1986年 イギリス/117分
監督: ラッセル・マルケイ
製作: ピーター・S・デイヴィス
ウィリアム・N・パンザー
原作: グレゴリー・ワイデン
脚本: グレゴリー・ワイデン
ピーター・ベルウッド
ラリー・ファーガソン
撮影: ジェリー・フィッシャー
音楽: マイケル・ケイメン
クイーン
出演: クリストファー・ランバート
ショーン・コネリー
クランシー・ブラウン
ロクサーヌ・ハート
1986年当時小学生の頃、家族で映画に行く事になり、この映画か「ポルターガイスト2」のどっちを行くかというので当時ホラーにハマっていた上、「エイリアン2」を観て元々のエイリアンのデザインをしたH.R.ギーガーにも夢中だったので迷わず「ポルターガイスト2」を行ったのだが、その後レンタルビデオで初めて観て「こっちの方が面白かったのでは…」という思い出のある映画。
内容は首を斬り落とさない限り死なない不死の連中が最後の1人になった時に得られるという未知の秘宝を求め太古から戦い続けているという設定のもと、中世での主人公コナーと師匠ラミレスとの交流、そして数々の時代を経て強敵クルガンとの最後の決戦が現代で行われる…という感じ。
この映画での私的な注目は何といってもクランシー・ブラウンが演じた悪役“ヴィクター・クルガン”である。
中世シーンでは何だかわからないが凶暴そうな動物の骨を使った鎧を身に付け圧倒的な強さを展開するし、現代では何と、いかにもというか鋲付皮ジャンにスキンヘッド、昔斬られそうになった首の傷にはピンでつなぐというまさに「へヴィメタル」なファッションで登場するし、キャラクターとしても豪腕で残忍という悪役らしい悪役といったわかりやすさが心地良い。
さらに劇中歌を世界的ロックバンド「クィーン」が歌っているのだが、オープニングの「Princes of The Universe」の格好良さもさる事ながら、この悪役クルガンのテーマ曲として作られた「Gimme The Prize」がとてもイイ☆
本来メタルではないクィーンがメタルをやった場合どうなるかという感じなのだが、メタルの音が持つ独特な特徴など押さえるべきサウンドの作りをみんな押さえた感じにフレディ・マーキュリーのハイトーンスクリーミングはまさにピッタリで本当にこれは名曲だと思う。
映画的にはラッセル・マルケイ監督ならではの映像センスなど多少ヴィジュアルに偏る感じもありながらも、洋画ながら刀を使ったアクションシーンの見所や前述のように悪役好きやメタル好きなら気に入って貰える作品としてオススメしたい。
「ハイランダー 悪魔の戦士」
HIGHLANDER
1986年 イギリス/117分
監督: ラッセル・マルケイ
製作: ピーター・S・デイヴィス
ウィリアム・N・パンザー
原作: グレゴリー・ワイデン
脚本: グレゴリー・ワイデン
ピーター・ベルウッド
ラリー・ファーガソン
撮影: ジェリー・フィッシャー
音楽: マイケル・ケイメン
クイーン
出演: クリストファー・ランバート
ショーン・コネリー
クランシー・ブラウン
ロクサーヌ・ハート
2014年9月24日水曜日
ブラックレイン
「ブラックレイン」
日本を舞台にしたアメリカのアクション映画。
内容はアメリカで殺人を犯したヤクザである佐藤を逮捕した刑事のニックが同僚チャーリーと共に日本に護送するも大阪空港で逃げられ、大阪府警の監視下の元、世話役になった松本刑事と佐藤に関する捜査の成り行きを見守るも、ある時佐藤にチャーリーが殺されてしまい…といったストーリー。
「エイリアン」や「ブレードランナー」のリドリー・スコットが撮った本作はまず映像面でまるで大阪が混沌の近未来都市のように思えるイメージで驚き!
初公開当時まだそんなに大阪に行った事がなくあまり実感がなかったが、大学以降大阪にはよく行く機会があり見慣れた阪急梅田などが全く異質な印象で映っているのが面白い。
映像としてこの映画内では特にチャーリーが佐藤に首を斬られて殺されるシーンで佐藤がバイクを走らせながら長ドスを出し、地面に刃を摩擦させる事で火花が散る映像は殺人系のホラー映画の名シーンにも匹敵する殺人シーンにもなったと思う。
人間ドラマ面としてはアメリカと日本の価値観の違いがありながらも育まれるニックと松本の友情なども見所といえるが、私は何より悪役“佐藤浩二”を演じた松田優作が強烈過ぎてその存在感に引き込まれてしまった。
ヤクザ・佐藤はまるでカミソリのように尖ったヘアスタイル、ゴーグルのようなサングラスにレザーを多用したファッション、乗るのは真っ黒なバイクといったヴィジュアル面イメージのインパクトも大きいが、役柄としては若山富三郎演じる大親分“菅井”のかっての子分でありながら菅井を裏切り対立状態にある設定。
佐藤は菅井の重んじるヤクザの仁義も忠義心も尊敬も無い男であり、さらに何の躊躇も無く殺人を行うサイコキラー的側面も持つという異様な面も衝撃的。
伝統的なヤクザである菅井に対して佐藤はルールを破壊するニューウェイヴなヤクザであり、このようなイデオロギーの違う「悪 vs 悪」という構図も好きな感じだったし、身の回りの事は全て子分にさせる菅井に対して配下はいながらも自らの手で殺人を行い、バイク操術や空手に似た武術仕様など単独でも戦闘能力が高い佐藤の姿は“悪役”としてまさに圧倒的な存在に見えた。
“佐藤浩二”は映画史に残る悪役といっても過言でないと思う。
この映画は佐藤=松田優作を観るだけでも十分価値があると思うので観てない方は是非観てほしい。
「ブラックレイン」
BLACK RAIN
1989年/アメリカ/125分
監督: リドリー・スコット
製作: スタンリー・R・ジャッフェ
シェリー・ランシング
製作総指揮: クレイグ・ボロティン
ジュリー・カーカム
脚本: クレイグ・ボロティン
ウォーレン・ルイス
撮影: ヤン・デ・ボン
音楽: ハンス・ジマー
出演: マイケル・ダグラス
高倉健
アンディ・ガルシア
松田優作
ケイト・キャプショー
若山富三郎
内田裕也
國村隼
安岡力也
神山繁
小野みゆき
島木譲二
ガッツ石松
日本を舞台にしたアメリカのアクション映画。
内容はアメリカで殺人を犯したヤクザである佐藤を逮捕した刑事のニックが同僚チャーリーと共に日本に護送するも大阪空港で逃げられ、大阪府警の監視下の元、世話役になった松本刑事と佐藤に関する捜査の成り行きを見守るも、ある時佐藤にチャーリーが殺されてしまい…といったストーリー。
「エイリアン」や「ブレードランナー」のリドリー・スコットが撮った本作はまず映像面でまるで大阪が混沌の近未来都市のように思えるイメージで驚き!
初公開当時まだそんなに大阪に行った事がなくあまり実感がなかったが、大学以降大阪にはよく行く機会があり見慣れた阪急梅田などが全く異質な印象で映っているのが面白い。
映像としてこの映画内では特にチャーリーが佐藤に首を斬られて殺されるシーンで佐藤がバイクを走らせながら長ドスを出し、地面に刃を摩擦させる事で火花が散る映像は殺人系のホラー映画の名シーンにも匹敵する殺人シーンにもなったと思う。
人間ドラマ面としてはアメリカと日本の価値観の違いがありながらも育まれるニックと松本の友情なども見所といえるが、私は何より悪役“佐藤浩二”を演じた松田優作が強烈過ぎてその存在感に引き込まれてしまった。
ヤクザ・佐藤はまるでカミソリのように尖ったヘアスタイル、ゴーグルのようなサングラスにレザーを多用したファッション、乗るのは真っ黒なバイクといったヴィジュアル面イメージのインパクトも大きいが、役柄としては若山富三郎演じる大親分“菅井”のかっての子分でありながら菅井を裏切り対立状態にある設定。
佐藤は菅井の重んじるヤクザの仁義も忠義心も尊敬も無い男であり、さらに何の躊躇も無く殺人を行うサイコキラー的側面も持つという異様な面も衝撃的。
伝統的なヤクザである菅井に対して佐藤はルールを破壊するニューウェイヴなヤクザであり、このようなイデオロギーの違う「悪 vs 悪」という構図も好きな感じだったし、身の回りの事は全て子分にさせる菅井に対して配下はいながらも自らの手で殺人を行い、バイク操術や空手に似た武術仕様など単独でも戦闘能力が高い佐藤の姿は“悪役”としてまさに圧倒的な存在に見えた。
“佐藤浩二”は映画史に残る悪役といっても過言でないと思う。
この映画は佐藤=松田優作を観るだけでも十分価値があると思うので観てない方は是非観てほしい。
「ブラックレイン」
BLACK RAIN
1989年/アメリカ/125分
監督: リドリー・スコット
製作: スタンリー・R・ジャッフェ
シェリー・ランシング
製作総指揮: クレイグ・ボロティン
ジュリー・カーカム
脚本: クレイグ・ボロティン
ウォーレン・ルイス
撮影: ヤン・デ・ボン
音楽: ハンス・ジマー
出演: マイケル・ダグラス
高倉健
アンディ・ガルシア
松田優作
ケイト・キャプショー
若山富三郎
内田裕也
國村隼
安岡力也
神山繁
小野みゆき
島木譲二
ガッツ石松
2014年9月17日水曜日
クリープショー
「クリープショー」
ホラー小説の帝王ことスティーブン・キングの原案と「ゾンビ」のジョージ・A・ロメロ監督が撮ったホラー映画。
この映画は小学生の時にTV放送された予告編でゴキブリが吹替ナレーションで「私、愛されたいの…」と言った瞬間に拳で一撃につぶされるというシーンが流れていてずっとゴキブリが襲ってくるだけのホラー映画と思っていたのだが、中学生の時に深夜枠で放送していたのを観たところ、これは5話構成から成るオムニバス形式のホラー映画だったというのを初めて知った。
内容としてはホラー好きな少年が理解の無い父親にホラー漫画雑誌を捨てられるプロローグに始まり、死んでまで父の日のケーキを要求するゾンビジジイが出てくる第1話、隕石に触って身体に植物が生えてきて困る農夫を描く第2話、浜辺に埋められ満ち潮で死んだ不倫カップルが藻っぽいゾンビになって仕返ししにくる第3話、木箱に閉じ込められている大昔に捕獲された怪物に悪妻を食わせようとする気弱夫を描く第4話、潔癖症のオッサンがゴキブリに襲われる第5話、そしてホラー漫画を捨てられた少年の恐るべきエピローグといった感じのストーリー。
話それぞれは何てことない単純なホラーなのだが、5話構成という充実度と軽妙なテンポの良い演出、中二が喜びそうなブラックなエンディング、随所に見られる漫画的映像表現、トム・サヴィーニの魅力的な特殊造形(特に第4話の怪物フラッフィーは秀逸!)、チープながらどこかエレガントさもあるジョン・ハリソンの音楽など映画自体の持つB級テイストな魅力いっぱいのイメージにハマってしまい、私にとって特に好きなホラー映画の1本になった。
ジョージ・A・ロメロ監督といえば代表作「ゾンビ」なのだろうが、私は彼の監督作品ではこの遊び心満載なこの「クリープショー」が一番好き☆
「クリープショー」
CREEPSHOW
1982年 アメリカ/120分
監督: ジョージ・A・ロメロ
製作: リチャード・P・ルビンスタイン
製作総指揮: サラ・M・ハッサネン
脚本: スティーヴン・キング
撮影: マイケル・ゴーニック
特殊メイク: トム・サヴィーニ
音楽: ジョン・ハリソン
出演: E・G・マーシャル
テッド・ダンソン
レスリー・ニールセン
フリッツ・ウィーヴァー
ハル・ホルブルック
エイドリアン・バーボー
スティーヴン・キング
ホラー小説の帝王ことスティーブン・キングの原案と「ゾンビ」のジョージ・A・ロメロ監督が撮ったホラー映画。
この映画は小学生の時にTV放送された予告編でゴキブリが吹替ナレーションで「私、愛されたいの…」と言った瞬間に拳で一撃につぶされるというシーンが流れていてずっとゴキブリが襲ってくるだけのホラー映画と思っていたのだが、中学生の時に深夜枠で放送していたのを観たところ、これは5話構成から成るオムニバス形式のホラー映画だったというのを初めて知った。
内容としてはホラー好きな少年が理解の無い父親にホラー漫画雑誌を捨てられるプロローグに始まり、死んでまで父の日のケーキを要求するゾンビジジイが出てくる第1話、隕石に触って身体に植物が生えてきて困る農夫を描く第2話、浜辺に埋められ満ち潮で死んだ不倫カップルが藻っぽいゾンビになって仕返ししにくる第3話、木箱に閉じ込められている大昔に捕獲された怪物に悪妻を食わせようとする気弱夫を描く第4話、潔癖症のオッサンがゴキブリに襲われる第5話、そしてホラー漫画を捨てられた少年の恐るべきエピローグといった感じのストーリー。
話それぞれは何てことない単純なホラーなのだが、5話構成という充実度と軽妙なテンポの良い演出、中二が喜びそうなブラックなエンディング、随所に見られる漫画的映像表現、トム・サヴィーニの魅力的な特殊造形(特に第4話の怪物フラッフィーは秀逸!)、チープながらどこかエレガントさもあるジョン・ハリソンの音楽など映画自体の持つB級テイストな魅力いっぱいのイメージにハマってしまい、私にとって特に好きなホラー映画の1本になった。
ジョージ・A・ロメロ監督といえば代表作「ゾンビ」なのだろうが、私は彼の監督作品ではこの遊び心満載なこの「クリープショー」が一番好き☆
「クリープショー」
CREEPSHOW
1982年 アメリカ/120分
監督: ジョージ・A・ロメロ
製作: リチャード・P・ルビンスタイン
製作総指揮: サラ・M・ハッサネン
脚本: スティーヴン・キング
撮影: マイケル・ゴーニック
特殊メイク: トム・サヴィーニ
音楽: ジョン・ハリソン
出演: E・G・マーシャル
テッド・ダンソン
レスリー・ニールセン
フリッツ・ウィーヴァー
ハル・ホルブルック
エイドリアン・バーボー
スティーヴン・キング
2014年9月10日水曜日
エンゼルハート
「エンゼルハート」
この映画が公開当時、私が好んで観ていたホラーといえば「フライトナイト」や「デモンズ」など特殊メイクが派手でいかにも“ホラー”というような作品が多かったのだが、この「エンゼルハート」はそういう意味では初めて深く心に残った「大人のホラー」という雰囲気を持った作品だった。
内容としては私立探偵のハリー・エンゼルがルイ・サイファーという謎めいた男から昔スターだったジョニー・フェイバリッとという歌手の行方を捜してほしいと依頼を受ける。ハリーは調査をしていくが、自分がたどったジョニーの関係者が次々殺され、その先に待ち受けていた驚愕の真実とは…?というストーリー。
一見50年代アメリカのハードボイルド探偵ミステリーのような雰囲気を持ちつつ、怪しげな宗教儀式の描写など監督・アラン・パーカーの作り上げたダークで恰好良い映像とトレヴァー・ジョーンズの悪魔的なジャズ曲が組み合わさり、けっしてグロで過激な映像の見せ場があるわけでもないホラーながら、じっくりとした闇と悪のイメージを表現した秀逸なホラー映画だと思う。
さらに主人公ハリーを演じるミッキー・ロークの持つ退廃的な「悪」のイメージ、謎の顧客ルイ・サイファーを演じるロバート・デニーロの持つ荘厳な「悪」のイメージの演技対決も見逃せない。
最後にこれはちょっとネタバレになるかもしれないが、昔TV放送された時の吹替の台詞である登場人物が言う台詞が凄く心に残っている。
「命の価値はどこにある?かりそめだけの愛や憎しみか?肉体は弱いものさ。魂だけが不滅だ。君はそれを私に売ったのだ。」
「エンゼルハート」
ANGEL HEART
1987年 アメリカ/113分
監督: アラン・パーカー
製作: アラン・マーシャル
エリオット・カストナー
製作総指揮: マリオ・カサール
アンドリュー・ヴァイナ
原作: ウィリアム・ヒョーツバーグ
脚本: アラン・パーカー
撮影: マイケル・セレシン
プロダクションデザイン: ブライアン・モリス
美術: アーミン・ガンツ
クリスティ・ズィー
衣装デザイン: オード・ブロンソン=ハワード
編集: ジェリー・ハンブリング
キャスティング: リサ・ブラモン・ガルシア
ビリー・ホプキンス
音楽: トレヴァー・ジョーンズ
出演: ミッキー・ローク
ロバート・デ・ニーロ
リサ・ボネット
シャーロット・ランプリング
この映画が公開当時、私が好んで観ていたホラーといえば「フライトナイト」や「デモンズ」など特殊メイクが派手でいかにも“ホラー”というような作品が多かったのだが、この「エンゼルハート」はそういう意味では初めて深く心に残った「大人のホラー」という雰囲気を持った作品だった。
内容としては私立探偵のハリー・エンゼルがルイ・サイファーという謎めいた男から昔スターだったジョニー・フェイバリッとという歌手の行方を捜してほしいと依頼を受ける。ハリーは調査をしていくが、自分がたどったジョニーの関係者が次々殺され、その先に待ち受けていた驚愕の真実とは…?というストーリー。
一見50年代アメリカのハードボイルド探偵ミステリーのような雰囲気を持ちつつ、怪しげな宗教儀式の描写など監督・アラン・パーカーの作り上げたダークで恰好良い映像とトレヴァー・ジョーンズの悪魔的なジャズ曲が組み合わさり、けっしてグロで過激な映像の見せ場があるわけでもないホラーながら、じっくりとした闇と悪のイメージを表現した秀逸なホラー映画だと思う。
さらに主人公ハリーを演じるミッキー・ロークの持つ退廃的な「悪」のイメージ、謎の顧客ルイ・サイファーを演じるロバート・デニーロの持つ荘厳な「悪」のイメージの演技対決も見逃せない。
最後にこれはちょっとネタバレになるかもしれないが、昔TV放送された時の吹替の台詞である登場人物が言う台詞が凄く心に残っている。
「命の価値はどこにある?かりそめだけの愛や憎しみか?肉体は弱いものさ。魂だけが不滅だ。君はそれを私に売ったのだ。」
「エンゼルハート」
ANGEL HEART
1987年 アメリカ/113分
監督: アラン・パーカー
製作: アラン・マーシャル
エリオット・カストナー
製作総指揮: マリオ・カサール
アンドリュー・ヴァイナ
原作: ウィリアム・ヒョーツバーグ
脚本: アラン・パーカー
撮影: マイケル・セレシン
プロダクションデザイン: ブライアン・モリス
美術: アーミン・ガンツ
クリスティ・ズィー
衣装デザイン: オード・ブロンソン=ハワード
編集: ジェリー・ハンブリング
キャスティング: リサ・ブラモン・ガルシア
ビリー・ホプキンス
音楽: トレヴァー・ジョーンズ
出演: ミッキー・ローク
ロバート・デ・ニーロ
リサ・ボネット
シャーロット・ランプリング
2014年9月3日水曜日
フェノミナ
「フェノミナ」
“鮮血の魔術師”ことイタリアンホラーの巨匠、ダリオ・アルジェントの映画では一番好きな作品。
この映画を初めて観たのは深夜のTV放送だった気がする。
冒頭、スイスののどかな風景から一転、口から刃が飛び出すような残虐な殺害シーンがいきなり強烈過ぎる!
ストーリーは虫と話せる能力を持った少女が連続殺人に巻き込まれるような話なのだが、後半登場するフリークス坊やが何の理由も無く襲撃してきたり、何かとツッこむような所はあるものの、殺人シーンの鮮烈さや蛆虫いっぱいのプールに落ちる美少女、劇中ガンガンかかるアイアンメイデンやモーターヘッドなどのメタル曲(メタラーには嬉しい♪)などホラー的シチュエーションや映像的格好良さだけでも十分見ごたえがある作品。
さらにラストも気を抜いてはいけない!
あのようなラスト展開はまさにホラーの鑑(かがみ)というか、凄く好みだった◎
「フェノミナ」
PHENOMENA
1984年 イタリア/111分
監督: ダリオ・アルジェント
製作: ダリオ・アルジェント
脚本: ダリオ・アルジェント
フランコ・フェリーニ
撮影: ロマノ・アルバーニ
特殊効果: セルジオ・スティヴァレッティ
音楽: ゴブリン
サイモン・ボスウェル
出演: ジェニファー・コネリー
ドナルド・プレザンス
“鮮血の魔術師”ことイタリアンホラーの巨匠、ダリオ・アルジェントの映画では一番好きな作品。
この映画を初めて観たのは深夜のTV放送だった気がする。
冒頭、スイスののどかな風景から一転、口から刃が飛び出すような残虐な殺害シーンがいきなり強烈過ぎる!
ストーリーは虫と話せる能力を持った少女が連続殺人に巻き込まれるような話なのだが、後半登場するフリークス坊やが何の理由も無く襲撃してきたり、何かとツッこむような所はあるものの、殺人シーンの鮮烈さや蛆虫いっぱいのプールに落ちる美少女、劇中ガンガンかかるアイアンメイデンやモーターヘッドなどのメタル曲(メタラーには嬉しい♪)などホラー的シチュエーションや映像的格好良さだけでも十分見ごたえがある作品。
さらにラストも気を抜いてはいけない!
あのようなラスト展開はまさにホラーの鑑(かがみ)というか、凄く好みだった◎
「フェノミナ」
PHENOMENA
1984年 イタリア/111分
監督: ダリオ・アルジェント
製作: ダリオ・アルジェント
脚本: ダリオ・アルジェント
フランコ・フェリーニ
撮影: ロマノ・アルバーニ
特殊効果: セルジオ・スティヴァレッティ
音楽: ゴブリン
サイモン・ボスウェル
出演: ジェニファー・コネリー
ドナルド・プレザンス
登録:
投稿 (Atom)






