「フライング・ジョーズ」
以前DVDレンタル屋でパッケージを見掛けて一瞬気になったが結局未鑑賞だったところ、TV放送してたので録画して観てみた。
稀少生物の密輸を行っている悪徳保安官が仕入れた<ある稀少種のサメ>をトラブルから村の沼に逃がしてしまう…
一方村では地域のワニを売りにした飲食店を営む兄妹たちがおり、ある日そのワニが全滅し、サメのような背びれを目撃した事から店の連中と謎の男が一緒にサメ退治に乗り出す。しかし、サメ騒動についてあからさまに自分の密輸が原因な悪徳保安官はサメなど沼にいるはずがないと否定し邪魔するが…というような話。
全編観てみて単純に見ている時間、それなりに楽しめた☆
暴れまくり喰いまくるサメの描写や鎧のようなウロコがついた怪物的造形などもクリーチャー好きには良かった。
また登場人物にしても悪徳保安官はじめイケメンだが口ばっかりでチャラいクズ野郎とか遊んでばかりのクソ学生とかが大体皆殺しになる展開は13日の金曜日的お約束展開でスカッとするし、逆に普段パッとしないデブ君がサメ退治に重要な役割を果たしたり、無口な謎の男が実は…みたいな設定もベタながらB級エンターティメント映画としてストレートに面白い☆
出演俳優的には後年ドラマ化で大ヒットした「バッフィ・ザ・バンパイアキラー」の元々の映画版で主役を演じたクリスティ・スワンソンがサメ退治に乗り出す肝っ玉お姉さんを豪快に演じていて、久々に姿を見たのにも驚き!
それにしても邦題の「フライング・ジョーズ」っていうのには疑問。タイトルからヒレが羽みたいになっていて飛んで襲ってくるのを想像したがちょっと水面から飛び出すくらいで全然「飛行」してないし!
そもそも現代はSwamp Shark(沼ザメ)なので本来サメがいないはずの沼に出てくるパニックを描くという感じが何を思って「フライング」なんて付けたのかよくわからない。
サメの特徴を言うなら鋼鉄の鎧のようなゴツイ鱗がついてるのでスティールシャークとかの方がいいだろうとか個人的に思ったりその部分は不満が残る映画だった。
「フライング・ジョーズ」
SWAMP SHARK
2011年 アメリカ/89分
監督: グリフ・ファースト
製作: ケネス・M・バディッシュ
ダニエル・ルイス
脚本: チャールズ・ボロン
ジェニファー・イウェン
エリック・ミラー
撮影: ロレンツォ・セナトーレ
音楽: アンドリュー・モーガン・スミス
出演: クリスティ・スワンソン
ロバート・ダヴィ
D・B・スウィーニー
ジェフ・チェイス
ソフィア・シニーズ
クリストファー・ベリー
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