「パンズ・ラビリンス」
ファンタジー映画の中では特に好きな作品の1つ。
1944年、フランコ政権下のスペインを舞台に山中でゲリラ活動を指揮するビダル将軍と母が再婚した為、母とともにその元に来た少女オフェリア。義父との確執からオフェリアは幻想の世界に誘われ牧神パンの導きで不思議な迷宮に入っていくが…というような物語。
予備知識無しに何となくポスターの雰囲気とかが好きな感じだったので劇場に観に行ってみたら、良い意味でファンタジーの定番を裏切る感じの素晴らしい映画だった☆
設定からして何でフランコのファシスト政権時代?とか、出てくる妖精や怪物も異様にグロテスクな造形でまさに私好み!
特に手に目があるバケモノはインパクト大だった!
それにラストも悲しいながらある意味「救い」ともとれるし、「闇」の不気味さ、グロテスクの表現は子供時代に読んではいけない絵本を開けてしまったようなダークな面白さがあった。
よくある単純な子供向きファンタジーとは全く違う魅力満載で、すごく「深み」のある良い映画だったと思う☆
この映画がきっかけでギレルモ・デル・トロ監督の大ファンになってしまった♪
「パンズ・ラビリンス」
EL LABERINTO DEL FAUNO
PAN'S LABYRINTH
2006年 メキシコ=スペイン=アメリカ合作/119分
監督: ギレルモ・デル・トロ
製作: アルフォンソ・キュアロン
ベルサ・ナヴァロ
ギレルモ・デル・トロ
フリーダ・トレスブランコ
アルバロ・アウグスティン
製作総指揮: ベレン・アティエンサ
エレナ・マンリケ
脚本: ギレルモ・デル・トロ
撮影: ギレルモ・ナヴァロ
プロダクションデザイン: エウヘニオ・カバイェーロ
衣装デザイン: ララ・ウエテ
編集: ベルナ・ビラプラーナ
音楽: ハビエル・ナバレテ
出演: イバナ・バケロ
セルジ・ロペス
マリベル・ベルドゥ
ダグ・ジョーンズ
アリアドナ・ヒル
アレックス・アングロ
ロジェール・カサマジョール
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