「吸血鬼」
ロマン・ポランスキー監督の吸血鬼映画。
説が学会からバカにされているアブロンシウス教授と助手のアルフレッドは訪れたトランシルバニアの村で吸血鬼騒動に遭遇。
二人は吸血鬼のボス・クロロックス伯爵の城に向かうが…といった内容。
「ローズマリーの赤ちゃん」や「ナインスゲート」の監督であるポランスキーの映画なので暗くシリアスかと思いきや、何じゃこりゃ?!
凄くおバカなホラーコメディ映画だった!
イメージ的にはクリストファー・リーの「ドラキュラ」のイメージを感じさせつつ、でも何か全体的にオカシイ…
半分ボケてるような教授はオープニングからいきなり凍ってたり、というかもう風貌がドリフの博士コントみたいだし、助手は吸血鬼退治そっちのけで女の事ばっかり考えてたり(後で映画のデータを調べたらこの助手役を演じているのがポランスキー監督自身というのもビックリ!)、教授も吸血鬼退治の途中で宿代の心配したり本当おバカ!
また伯爵の息子が何故かオネエで助手にやたら色目使ってきたり、観ていて本当に珍妙な怪作だった!
ネタバレさせるが一応教授と助手は城からさらわれた娘を助けるものの吸血鬼を退治できてないし、村にとっては何の解決にもなってない気が…(笑)
さらにコメディながらラストはホラー好きにとっては「デモンズ」のようなブラックなテイストで好きな感じ☆
「吸血鬼」
THE FEARLESS VAMPIRE KILLERS OR: PARDON ME, BUT YOUR TEETH ARE IN MY NECK
1967年 アメリカ=イギリス/108分
監督: ロマン・ポランスキー
製作: ジネ・グトワスキー
脚本: ジェラール・ブラッシュ
ロマン・ポランスキー
撮影: ダグラス・スローカム
音楽: クリストファー・コメダ
出演: ロマン・ポランスキー
ジャック・マッゴーラン
シャロン・テート
アルフィー・バス
ファーディ・メイン
イアン・カリエ
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