「サイコ」
サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコックの衝撃作。
会社の金を横領した女が立ち寄ったさびれたモーテル。しかしそこで恐ろしい事態が…というようなストーリー。
最初、観ていて横領と逃亡というスタイルのサスペンスと思わせながらサイコスリラー展開になる意表のつき方はさすが!だと思うし、こういう当初思っていた話と違う所にストーリーの本質があるという作りは何だか「プレデター」にも通じる感じがする。
超有名な映画なのでオチは知っていながら観たのだが、それでもあのシャワーシーンの描写はかなりショッキングだし、流れ続ける水と排水溝のショットに死体の目が重なる情景は不気味で見事!
さらに終盤のクライマックスシーンで老婆の椅子が回転しながら顔を見せるシーンも圧巻だったり、今観ても本当に凄いホラー描写!
当時よくこのレベルのショック描写のある映画を公開したと考えても凄い!
まだ観てない人の為にネタばらしはしないが、サイコ系スリラー映画が好きでまだ観てないなら必見の作品!
「サイコ」
PSYCHO
1960年 アメリカ/109分
監督: アルフレッド・ヒッチコック
製作: アルフレッド・ヒッチコック
原作: ロバート・ブロック
脚本: ジョセフ・ステファノ
撮影: ジョン・L・ラッセル
音楽: バーナード・ハーマン
タイトルデザイン: ソウル・バス
出演: アンソニー・パーキンス
ジャネット・リー
ジョン・ギャヴィン
ヴェラ・マイルズ
マーティン・バルサム
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