「狼の血族」
「人狼」テーマのホラー映画の中では特に好きな作品。
一番最初に観たのは多分TVの「日曜洋画劇場」か何かの放送だった気がするが、映像の感じが好き過ぎてかって京都駅近くにあった「ルネサンスホール」という所でスクリーンでの無料上映会があると聞き、わざわざ観に行ったくらい(字幕がなかったが)。
この映画を監督した二ール・ジョーダンといえば「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」や「クライング・ゲーム」が有名だが私は彼の監督作ではこの作品が一番好き☆
グリム童話の「赤頭巾」をベースにしたホラーながら、その独特の幻想的な映像美と人狼シーンのユニークな見せ方は私がそれまで観た事のある「ハウリング」や「狼男アメリカン」など人狼ホラーとは全く違う印象でとても良かった。
特に人から狼への変身シーンは人の口の中から狼の口が出てくるという奇妙な描写があったりと面白く注目!
どちらかというとホラーというよりはファンタジー色が強い作品だがホラーファンにも十分楽しめる秀作だと思う。
「狼の血族」
THE COMPANY OF WOLVES
1984年 イギリス/95分
監督: ニール・ジョーダン
製作: クリス・ブラウン
スティーヴン・ウーリー
製作総指揮: ニック・パウエル
スティーヴン・ウーリー
原案: アンジェラ・カーター
脚本: ニール・ジョーダン
撮影: ブライアン・ロフタス
編集: ロドニー・ホランド
音楽: ジョージ・フェントン
出演: アンジェラ・ランズベリー
サラ・パターソン
スティーヴン・レイ
デヴィッド・ワーナー
グレアム・クラウデン
テレンス・スタンプ
ブライアン・グローヴァー
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