「ドーン・オブ・ザ・リビング デッド」
日本劇場未公開ゾンビ映画。
メキシコ国境近くのド田舎に引っ越してきた婚約中の男女。
しかしその家はかって移民一家惨殺の惨劇があり、家周辺には被害者たちのゾンビが出没していた…というような内容。
ゾンビ発生の原因が古代マヤ文明に伝わる「死の王」の伝説に沿っているなどの設定は独特ながら出てくるゾンビは定番のフラフラ歩いて人肉を喰うというような普通の見せ方で大した事ない。
主人公の女性がかって精神病院にいたという設定で殺人事件の事実を夢で知ったり、ゾンビの出現を病気が見せる幻覚なのか現実なのか夢なのかというような見せ方は個性的ながら多少ワケわからん感じになっていたり、一家惨殺事件の犯人が誰なのか?という事に対しても登場人物が少ないのにあからさまにコイツだろうというのが出てきたりと話の作り方が薄っぺらい。
ただタイトルの「ドーン・オブ・ザ・リビング デッド」は日本題名で安易に付けたのかと思いきや、原題もそう表示されていて(「EVIL GRAVE: CURSE OF THE MAYA」という別タイトルもあるらしいが)ゾンビ映画のカリスマ、ジョージ・A・ロメロ監督の名作「ゾンビ」の原題「DAWN OF THE DEAD」にあまりに似たタイトルはこのスカスカな内容で挑戦的過ぎるので、こういうタイトルを平気で付けてしまう感覚はある意味凄いかも(笑)
「ドーン・オブ・ザ・リビング デッド」
DAWN OF THE LIVING DEAD
EVIL GRAVE: CURSE OF THE MAYA
2004年 アメリカ/90分
監督: デヴィッド・ヘヴナー
製作: デヴィッド・ヘヴナー
製作総指揮: バリー・ストラドウィック
脚本: デヴィッド・ヘヴナー
撮影: ジョセフ・ルビンスタイン
出演: デヴィッド・ヘヴナー
アマンダ・ボーマン
ジョー・エステヴェス
トッド・ブリッジス
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