「デス・バレー ブラッディ・ビルの復讐」
麻薬売人が警察の追手を振り切って辿り着いた村…そこはゾンビの村だった…
一方、ディベート大会に向けて車で出発した教師と学生たちがカージャックに遭遇。カージャック犯は実は前述の売人の相棒で金を持ち逃げしたその相棒を探し、学生たちを巻き込んで例のゾンビ村に立ち入ってしまうが…といった内容。
実は南北戦争時代の悪党“ブラッディ・ビル”が殺され、悪霊化、この村に呪いをかけて「死人の村」にしたみたいな設定なのだが、実在の犯罪者を設定に使ってる割に大して話に深みもないし、ゾンビの描写も特殊メイクがそれなりで普通の印象、さらにいわゆる“走るゾンビ”でこの当時のゾンビ映画の流行りに安易に乗っかっている感じ。
肝心のブラッディ・ビルも大してラスボスとしての見せ方もなく印象薄いし、倒され方が「13日の金曜日Part2」と同じというオチ。映像表現も西部時代の雰囲気を出したいのか、画面のイメージカラーに赤を入れすぎてちょっと観にくかったり全体的に色々イマイチだった。
「デス・バレー ブラッディ・ビルの復讐」
DEATH VALLEY: THE REVENGE OF BLOODY BILL
2004年 アメリカ/88分
監督: バイロン・ワーナー
製作: デヴィッド・マイケル・ラット
デヴィッド・リマゥイー
シェリー・ストレイン
脚本: ジョン・ユアン
マシュー・ユアン
撮影: バイロン・ワーナー
音楽: ラルフ・リッカーマン
出演: チェルシー・ジーン
グレゴリー・バスティアン
ジェレミー・ブーヴェ
デニース・ブーテ
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