2015年2月25日水曜日

バルジ大作戦

「バルジ大作戦」

クラッシックな戦争スペクタクル大作映画の中では特に印象に残っている作品。

内容は第二次世界大戦末期のドイツ軍による「アルデンヌ反攻作戦」を軸に描くものであるが、勿論アメリカが作る映画なので連合軍主体に描かれながらも、ここで登場する敵役ドイツ軍のへスラー大佐(「007ロシアより愛をこめて」でも悪役レッドグラントを演じたロバート・ショーはここでも冷徹な演技が素晴らしい☆)の存在感が圧倒的で凄く、劇中大活躍するドイツのタイガー戦車軍団を象徴するようなイメージの見せ方は悪役好きとしてはとても良かった☆

また脇役としてチャールズ・ブロンソンやテリー・サバラスなど個性的な名優が贅沢に使われていたりと要チェックな作品だと思う。




「バルジ大作戦」
BATTLE OF THE BULGE

1965年 アメリカ/175分

監督:    ケン・アナキン   
製作:    ミルトン・スパーリング   
            フィリップ・ヨーダン   
製作総指揮:    シドニー・ハーモン   
脚本:    フィリップ・ヨーダン   
            ミルトン・スパーリング   
            ジョン・メルソン   
撮影:    ジャック・ヒルデヤード   
音楽:    ベンジャミン・フランケル   
   
出演:    ヘンリー・フォンダ   
            ロバート・ショウ   
            ロバート・ライアン   
            チャールズ・ブロンソン   
            テリー・サヴァラス

2015年2月18日水曜日

ロウヘッドレックス

「ロウヘッドレックス」

私が敬愛する「ヘルレイザー」のクライヴ・バーカー原作の映像化という事でかなり期待して観たものの、「何じゃこりゃ?」な出来の悪さ…

イギリスで発掘中に崩れたストーンヘンジの中から出てきた太古のバケモノが近辺の村で殺戮を繰り返すというだけの話。

そもそも「ロウヘッドレックス(髑髏王)」と呼ばれるバケモノの造形がゴツいゴリラにしか見えないし、これのどこから髑髏王と呼ばれたのか説得力がない。

せっかくのバーカーのダークで独特な世界観を単なるB級以下なホラーにひきずりおろしたゴミ映画。




「ロウヘッドレックス」
RAWHEAD REX

1986年 アメリカ/89分

監督:    ジョージ・パヴロウ   
製作:    ケヴィン・アテュー   
            ドン・ホーキンズ   
原作:    クライヴ・バーカー   
脚本:    クライヴ・バーカー   
   
出演:    ヒュー・オコナー   
            ケリー・パイパー

2015年2月11日水曜日

エクソシスト

「エクソシスト」

言わずと知れたオカルト・ホラーの名作。
ワシントン在住の女優・クリスの娘リーガンが悪魔に取り憑かれ、それを祓うべく悪魔祓い師(エクソシスト)が派遣され、悪魔との対決が始まる…というような有名な話。

これも多分中学生くらいの時に年末のホラー映画連チャン放送のうちの1本で夜中起きて観たのが初めてだったおぼえがあるが、その当時で考えても15年くらい前の映画ながら非常に良く出来ていて家の中で起こる怪奇現象のリアルな描写をはじめ、緊迫感いっぱいの悪魔祓いシーンは目を離せない!

特に悪魔に取り憑かれて不気味に変貌したリーガンの異様な姿の特殊メイクは素晴らしく、今観ても十分凄いヴィジュアルだと思う。

この映画は私の中でも特に好きなホラーの1本でもあるので、後にディレクターズカット版が公開された時も是非スクリーンの大画面で観てみたいと思ってわざわざ観に行った。
大画面で観るリーガンはやはり凄い迫力!

ただ映画自体の持つ気持ち悪さでいえば私的にシリーズ第3作がベストだと思う。
シリーズで言うと第4作は「エルム街の悪夢4」や「ダイハード2」のレニー・ハーリンが撮ったのでかなり期待していたのだが正直全然ダメな出来でガッカリだった。





「エクソシスト」
THE EXORCIST

1973年 アメリカ/121分

監督:    ウィリアム・フリードキン   
製作:    ウィリアム・ピーター・ブラッティ   
製作総指揮:    ノエル・マーシャル   
原作:    ウィリアム・ピーター・ブラッティ   
脚本:    ウィリアム・ピーター・ブラッティ   
撮影:    オーウェン・ロイズマン   
メイクアップ:    ディック・スミス   
プロダクションデザイン:    ビル・マレイ   
編集:    ノーマン・ゲイ   
            エヴァン・ロットマン   
音楽:    マイク・オールドフィールド   
            ジャック・ニッチェ   
舞台装置:    ジェリー・ワンダーリッチ


出演:    エレン・バースティン   
            マックス・フォン・シドー   
            リー・J・コッブ   
            ジェイソン・ミラー   
            リンダ・ブレア   

2015年2月4日水曜日

ザ・グリード

「ザ・グリード」

海洋モンスターホラーといえば「ザ・デプス」とか「リバイアサン」とか色々観たがこの「ザ・グリード」はその中で一番面白く、好きな作品☆

謎の武装チームが乗る密輸船が豪華客船に遭遇。しかし3千人乗っているはずの客船の中には誰もおらず、船中を調べる中、得体の知れない触手が襲ってきて…というような内容。

とにかくバケモノが人を喰いまくりグチャグチャシーンも満載!
パニック、戦闘アクション、バケモノと三拍子揃った設定とハラハラドキドキな展開はまさに私好みだったし、ラストに登場するバケモノの異様な本体(「ハウリング」のロブ・ボッティンが製作)も凄いインパクトで鑑賞後とても満足のいく映画だった♪
かなりオススメ作品◎




「ザ・グリード」
DEEP RISING

1998年 アメリカ/107分

監督:    スティーヴン・ソマーズ   
製作:    ローレンス・マーク   
            ジョン・バルデッチ   
製作総指揮:    バリー・ベルナルディ   
脚本:    スティーヴン・ソマーズ   
撮影:    ハワード・アサートン   
特撮:    ドリーム・クエスト   
            ILM   
モンスター・デザイン:    ロブ・ボッティン   
音楽:    ジェリー・ゴールドスミス   
   

出演:    トリート・ウィリアムズ   
            ファムケ・ヤンセン   
            ケヴィン・J・オコナー